平成21年10月1日現在では、NTT-DoCoMoのPHSは既に廃止されて一時的にクリアーになりましたが、まだまだ多くのノイズが出てい
ます。最近は私の周りでも福祉関連の仕事が増えて、医療機器と思われるノイズも多く発生しています。今後は調査も必要となるかもし
れません。以下のDoCoMoの件は、過去にこの様な事があったと言う事を忘れない為に、引き続き公開しております。

※このページはリンクフリーです。6mを守る為にどんどんリンクを張って下さい。

但し、画像等の無断転載は不可。

NTT-DoCoMo PHSから

50.110MHzを守れ!

※50.110MHzという周波数はアマチュア無線の周波数の中でも特に重要な

国際呼出周波数です。

無線をされていない方も多数ご覧になっているので補足説明させていただきました。また、以下の文面にて訂正個所も御座いましたので是非再度ご覧下さい。

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現在(2002年10月4日現在)の状況。

 現在NTT-DoCoMoは、このPHSのアマチュア無線への妨害に関する件については随時対応をとってもらっているようです。現実的にNTT-DoCoMoの基地局のほとんど全機種が不要輻射を出している為、欠陥のない新型に交換されるまで(まだ、開発されていないと思う。この辺では見たことがないので。。。)完全に止まることはないだろう。アマチュア無線を楽しんでおられる方でも気が付かれない方も多いと思う。私が確認しただけで50MHz,24MHzには強烈なノイズが発生しており、対策がとられていないCS(基地局)が近くに存在すれば多かれ少なかれ影響は受けていると思われる。ノコギリ波の”シャー”というノイズがバンドを占拠しているのだ。私は最近24MHzも良く聞くようになったのですが、以前、この記事をご覧いただいたアマチュア局から”50MHzだけじゃなく24MHzも強烈ですよ!”と言われたのを思い出して聞いてみると、既に対策済のCSからもまだ残留電波が検出されるのです。今は我慢してそのまま運用していますが、CSの存在する方向にアンテナを向けると確実にノイズが出ています。また、近々対策を依頼する事になると思います。以下、2001年の04/03から更新をしていなかったのですが、その時と何も変わってはいません。未対策のCSが全国至る所に存在しているのです。何か気になるノイズをアマチュアバンド内に発見したら疑ってかかる必要があるかも。*********************************************************************************************************

04/03現在(2001年)の状況。

 3月30日のの午後になって電話がかかってきました。ドコモ東海の竹内さんでした。3ヶ月ぶりの電話でまず聞かれたのは、私のプロットした地図のことでした。是非見せてほしいと。。。断る理由も見あたらないのでOKしました。この地図というのは、私の家の半径数キロにおいての携帯電話の基地局の不要輻射の状況を記したものです。前にも書きましたが、ドコモの基地局(以降CSと書きます。)は、50.110MHzにおいて多少のレベルこそ違いがありますが、ハズレなく調査した全てのCSにおいて不要輻射が見られました。全国的に最も普及しているタイプですので、全国規模の対策は、現状では不可能ではないかと思われます。ドコモ東海の竹内さんも、放置こそはしないが、対策は難しいようなことを言っていました。設計が変更された新しいタイプにでも(まだ、存在しないが・・・)交換しない限りはたれ流しの状態は続くのであろう。ところで、今回電話がかかってきた、もう一つの理由は、仕様変更した新しいCSができたので今までのものと比較してほしいとのことであった。4月3日(火)の午後2時頃に取り替えに来られる事になった。旧タイプと新しいタイプを比較してどの位改善されているか知りたいようだ。

 今日、4月3日午後になって竹内さんともうひとり来られ、早速テストしてみることになった。最初に現在は停波しているものを再び電源を入れてもらう。やはり完全には消えていない。。。この最初に対策したCSよりももうひとつ北に約500m行った所に設置してある別のCSのノイズがSメーターを3〜5振らせて聞こえているのでわかりづらいが、やはりNGだ・・・次に、今回新しく対策を施した物に交換してもらう(かなり時間がかかった)。前回の対策ではCS内部の基板にではなく、引き込みのアースのラインにのみコアを巻いてもらったのだが、これでは完全に消えなかった。今回は基板にも同じくコアが挿入されたようだ。電源を投入してもらうが、特に目立つノイズは確認できなかった。とりあえずこれでしばらく様子を見ることとなりました。ただ、このCSではなく、もうひとつ北に約500m行った所に設置してある別のCSのノイズが逆に目立っているので、こちらの対策を依頼しました(500m離れている割には強い!)。今回は、ドコモ東海の方が初めて直接来られて話をすることができました。わざわざ八重洲の受信機VR-500を持ってこられて確認されていました。時間がかかりましたが、やっとドコモ東海さんの誠意が感じられ好感が持てました。Hi !*********************************************************************************************************

現在の状況。12/28現在(2000年)

 12/28に電話がかかってきました。担当 T さんでした。現状で、ノイズの出ている物がほとんどである事が確認されたとの事だった。ただ、VCCI規格と言うのがあって、これによると50dB以内のレベルのノイズに関しては合法であるらしい。NTT-ME東海の測定した70dBというレベルについては、T さんによると、NTT-ME東海は正確に測定する為の測定器を持っていないのでこのようなレベルで出てきたのではと言っていた。ノイズの強度は基地局(CS)個々によっても大きく違いがあるのでこれを超えている物もあると考えられます。仮にこのレベル内の合法レベルにあったとしても、50.110MHzやTVの3チャンネルに当たる108MHz付近に妨害を与えているのは間違いの無い事実であるので、これに関しては不法行為となるので厳粛に対応するとの事だった。全国レベルでの対応に期待したい!

 いずれにしても時間がかかるので随時電話があることになっています。*********************************************************************************************************

現在の状況。12/12現在(2000年)

 12/12突然NTT-DoCoMoから電話がありました。音沙汰が無かったのですが、このHPの存在を知って電話してきたそうです。NTT-DoCoMoの技術サービスの大崎さんからの依頼の主でした。実は、私の知人がこのHPを見て、携帯電話関連の掲示板に書き込んでくれたのが発端だったようです。異常なカウンターの進行状況はこのせいだったんですね。(^^;

このHPの掲示板のおかげでこの問題に関しては同業者のDDIポケットやASTELの関係者も知るところとなり放置できなかったようです。担当者T(仮名)の話では、不法行為自体が大問題なので全国レベルで対策に乗り出すよう話を進めるとの事だった。その場限りの言い訳ではなく、本当に実行してほしいものだ。経過は随時連絡が入ることになっています。

(約束したんだから頼みますよ !!!)

近々、電気通信管理局にも話がまわる事となっています。

★妨害を与える機器についての最新情報。

独自の調査でここから半径約5kmの範囲で調査を開始しましたが、途中で止めました。理由は至って簡単。というのは”ノイズが出ればNTT-DoCoMoに当たる”のです !その確率100%でした。地図にプロットした物も用意してありますが、手書き若しくは市販のマップソフトのライセンスがないと具合悪いので公表はしていません。

約500m間隔で存在するこれらの基地局(CS)全部NGでしたので、きれいな間隔でプロットできたのは言うまでもありません。*********************************************************************************************************

12/8現在の状況。(2000年)

 2週間以上たっても音沙汰ナシだったので、12/5にNTT-DoCoMoの技術サービスの大崎さん(電話番号によると名古屋市内)に連絡を取ったのですが、やる気が有るのか無いのかわからないようなあいまいな返事が・・・そこで、それなら約束通りに撤去してほしいと言ったのですが、今度は”うちもNTTから依頼を受けてやっているので、撤去に関しては決定権が無い”と言い出した。それなら決定権が無い人と話しても仕方がないので必ず担当者に連絡をもらえるように言ったのだが、その後、今日12/8に至っても連絡はない。。。大手特有のたらい回しの構図である。少しはやる気を見せてほしいものだ。NTT-DoCoMoは事の重大さを全く理解していない。というか・・・理解しようと言う努力も見られない。大手の会社が大手を振って??電波法違反 !!!  をしているのである。漏れている程度ならかわいいが、70dBという、ケーブルテレビの入力レベルよりも10dB以上も高いレベルで発振させている。電気通信管理局もこのまま何もせず放置するのであろうか?*********************************************************************************************************

 1)ノイズの発生と発見。

 気がついていた限りではここ3〜4年前から50.110MHzとその前後数十MHzに強力な(s9+の)
ノイズがでていたのですが、今日、やっと止まりました。原因は50m先のNTTのPHSのアンテナ
でした。アンテナと言っても直接的な電波ではなく(PHSはGHz帯)それを動作させるための電源
でした。NTTによるとリモート操作で電波の停波できるが、電源のOFF(電柱の上のBOXの中のブ
レーカーによる)は直接ではないとできないとの事だったので、まずリモート操作で電波を止め
てもらうが全く変化ナシ・・・しばらくして電話がかかってきてこれから来てくれるとの事。
打ち合わせをして電柱にのぼってブレーカーを落としたところ見事に50.110MHzは"クリアー"
になりました。このノイズ自体のの帯域は約5KHzで、100KHz強の間隔で下は確認できただけで
30MHz台〜上は100MHz台にまで及びVHFのTV自体にも障害を与えてしまっていた。"シャー"とい
うデジタルパルスノイズのような出方でした。原因が分からない頃、受信機を持ってその電柱の
真下に行くと付属のANTをつけた状態でフルスケール!アンテナを外してもS9前後振っていまし
た。とりあえず現在は停波させるとの事で止まっていますが、近いうちに対策をしに来られるそ
うです。電源ラインをシールドしてコアを巻くそうです。これで全く消えるとは思えなかったの
で最悪、これでも出たときはANT・BOX設備全体を最新の物に交換するそうです。このまま再発し
なければ良いのだが。

 ノイズがない今、50.110MHzは静まり返っています!一番ノイズがあったその
方向が(EUのショートパス方向)、現在は一番静かです。。。

2)NTTによる対策実施。しかし・・・

 先日、NTTによる対策が行われた。1)で書きましたが、原因はPHSの基本波ではなく電源ライ
ンでした。フレーカーのラインにコア巻とシールド処理とが行われた。処置後に電話があって
今からブレーカーをONにするとの事。電源を入れてもらって50.110(実際は50.111位)MHzを聞
いてみる。一瞬"おっ!やった。"と思ったが、アンテナを南から、PHSの2eleボックスが設置
されている北西に向けると、まだSメーターが3つ程振っている。他のノイズかとも思ったので
すが、再度電源ブレーカーをOFFにしてもらったら、見事消えて無くなりました。やはり70dBも
のレベル(NTT-ME東海が測定)があるものに対しては、こんな対策では無理でした。完全に消し
去る事は無理ですね。次回は、頻繁に見かける4本アンテナ(単独電柱のトップに上がっている
メジャーなタイプ)に変更するような話だった。実際、4本アンテナタイプは近所にもあったが
特に目立つノイズは出ていなかった。

※上記訂正:>実際、4本アンテナタイプは近所にもあったが特に目立つノイズは出ていなかった。

          これは、私の勘違いでDDIポケットの物でした。DoCoMoの物は最新の物と思われる4本アンテナタイプでも強烈にノイズを発生していました。ノイズの出ていない物は今のところ発見されていません。

しかし、2本アンテナタイプに関しては、先週の水曜日の休みに、車で羽島市内を通過時、同様に50.110MHzにs9の強力なノイズを発生している物を何と3本も発見してしまった!このタイプはVHFのTVにも障害を与えることが確認されている(NTTも私も確認済)。はっきり言って欠陥ですね。皆さんの身の回りにもあるかも。気をつけましょう。

       JG2AJK

50.110MHzや24MHz帯に強烈なノイズを

  発生させる悪質機器の画像。

NEC製です。NEC製です。NEC製です。NEC製です。

●無線には影響の無い良質機器の画像。

 この件に関しましては、多くの6mマンの方から激励やご意見を

いただきました。大変ありがとうございました!*********************************************************************************************************

現在(2002年10月4日現在)の状況。

 現在NTT-DoCoMoは、このPHSのアマチュア無線への妨害に関する件については随時対応をとってもらっているようです。現実的にNTT-DoCoMoの基地局のほとんど全機種が不要輻射を出している為、欠陥のない新型に交換されるまで(まだ、開発されていないと思う。この辺では見たことがないので。。。)完全に止まることはないだろう。アマチュア無線を楽しんでおられる方でも気が付かれない方も多いと思う。私が確認しただけで50MHz,24MHzには強烈なノイズが発生しており、対策がとられていないCS(基地局)が近くに存在すれば多かれ少なかれ影響は受けていると思われる。ノコギリ波の”シャー”というノイズがバンドを占拠しているのだ。私は最近24MHzも良く聞くようになったのですが、以前、この記事をご覧いただいたアマチュア局から”50MHzだけじゃなく24MHzも強烈ですよ!”と言われたのを思い出して聞いてみると、既に対策済のCSからもまだ残留電波が検出されるのです。今は我慢してそのまま運用していますが、CSの存在する方向にアンテナを向けると確実にノイズが出ています。また、近々対策を依頼する事になると思います。以下、2001年の04/03から更新をしていなかったのですが、その時と何も変わってはいません。

未対策のCSが全国至る所に存在しているのです。何か気になるノイズをアマチュアバンド内に発見したら疑ってかか

る必要があるかも。*********************************************************************************************************